【タイ中部】アユタヤ3

タイ中部アユタヤ3

古都アユタヤのフォトギャラリー no.3 です。

アユタヤは、バンコクから北へ80kmのところにある、タイのかつての都の地。(アユタヤー王朝(1350年-1767年))

ウートン王(ラーマーティボーディー1世)によって王朝が開かれて以来、およそ400年の間にわたり都として繁栄しましたが、1767年に、ビルマ(ミャンマー)の攻撃により壊滅的な打撃を受け、その繁栄も終わりを告げています。(この後は、トンブリー王朝、そして現在のチャクリー王朝と時代は変遷します)

島内のアユタヤ歴史公園、島外のワット・ヤイ・チャイ・モンコン等、見どころも多いところですが、ここでは、街の様子を少々と、「バーン・パ・イン」、昔の家の様子などを掲載しています。

【アユタヤ】街の様子いろいろ

バンコクからアユタヤへ車で向かっているところ。いきなり大きな仏塔が見えます。
アユタヤには電車で行ったり、バスや自動車で入ったりと、4~5度ほど訪れてます。でも街の様子のバシッとした写真、あまり撮れてないのに気がつきました。大好きな場所だけに残念。^◇^)ゞ ここでは、アユタヤの雰囲気をお届けします。
通りの様子。ちょっと変わったトゥクトゥクみたいな乗り物が走ってますね。でもこれ、ソンテウみたいです。 アユタヤ歴史公園周りの雰囲気。
こちらはアユタヤ島内アユタヤ歴史公園の様子。観光客が象さんに乗って回ってますね。良いな~。^-^)
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アユタヤ島外にある日本人ゆかりの地、日本人村 こちらもアユタヤ島外の壮大な寺院、ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
通りで見かけたものですが、これは何でしょう? ^-^;) お腹がすいたら食事ですね。美味しいですよ~。
食後のデザート。冷たくて甘いです。 お菓子も色々売ってます。
こちらもお菓子ですね。 魚焼いてます。塩焼きなのかな?
トゥクトゥクかと思って横から見ると、違いました。後ろの両端に2列(ソン)の座席(テウ)が見えます。これ、ソンテウと呼ぶれるのかな? タイ北部で見かけるものとは全然雰囲気が違いますね。
むむむ、何やら巨大な龍が見える... 「泰擧石本頭公古廟」と表示されてましたが、中国系の寺院でしょうか。 コーラです。売店で買ったビニール袋に入れるタイプ。日本ではあり得ないと思いますが、タイではこういった売り方も良くあります。
残念ながら名前の分からない寺院。アユタヤ王朝に関連するタイの偉大な王様たちが並んでます。
左から、タクシン王(アユタヤ王朝の壊滅後トンブリー王朝を建設した王様)、ナレースアン王(タイ三大王の一人。ビルマ軍をことごとく打ち破りアユタヤ王朝の栄光を取り戻した王様)、ウートン王(ラーマーティボーディー1世。アユタヤ王の朝創始者)、エーカートッサロット王(ナレースアンの弟でアユタヤ王朝の独立を助けた)、一番右が...どなたかな?
偉大な王様たちを横から見たところ。 黒い仏像。珍しいですね。見た時ちょっとビックリしました。
黒い仏像のお顔のアップ 沢山の鶏たち。タイの寺院では結構見かけます。
屋根には守護神が怖ーい顔して睨みをきかせてます。 こちらはちょっと穏やかなお顔かな?^◇^)ゞ

【アユタヤ】バーン・パ・イン(バンパイン宮殿)

ここバーン・パ・イン(Bang Pa-In Palace)は、アユタヤからおよそ20km南にあります。
チャオプラヤー川のバーン・パ・イン島(Bang Pa-In Island)に、アユタヤ王朝24代目のプラサート・トーン王(1629~1656年)によって建てられた夏の避暑用離宮 アユタヤ王朝終焉の年、1767年にビルマ(ミャンマー)の軍隊に破壊され、その後ラーマ4世、5世によって再建されたようです。今日ある建物たちは、現在の王様(ラーマ9世)、王妃により1872年~1889年に建てられたものだとか。

ここを訪れたのはすごく昔ですが、当時はタイの人:大人30バーツ(100円ぐらい) 子供20バーツ(60円ぐらい)、外国人100バーツ(300円ぐらい)でした。(むむ、差別だ...^-^;) ) 曇りがちな天気が残念でしたが、青空が広がれば、さぞかし綺麗な景色が見られるんだろうな~。
敷地内は広いのでカートがレンタルできます。(とても暑かったので、レンタルして正解。1時間250B(750円ぐらい?) 池には、綺麗な橋がかかってます
テワラー・カンライ門(Tevaraj-Kanlai Gate)
ガラスの向こうに洋風の女神が見えますね。外部のパレス(Palace)から内部のパレス(Palace)へ行く入り口。
 
この建物は...
プラ・ティーナン・アイサワン・ティッパ・アート(Phra Thinang Aisawan Thipha-art)
ラーマⅤによって1876年に建てられたものバンコクにあるグランドパレス内にある建物のコピーのようです。写真は天気も今一つ、カメラも古いのでなんですが、実際はもっともっと綺麗です。
プラ・ティナン・ワロパット・ピマン
(Pra Thinang Warophat Phiman) 
ラーマⅤによって1876年に建てられたもの(ラーマⅤ用の住居だったようです)
 現在でも今の王様(ラーマⅨ)が利用しているようですね。
建物の中に入るための掟
 男性ははズボンしかだめ、女性はスカートかサロン(巻き付けるスカートみたいなもの)しかダメ、撮影禁止、パスポートや財布貴重品以外はカメラを含めて預ける等。
半ズボン等をはいている人用に貸し出すズボンやスカート
 建物に入る前に着替えます。妻も利用しました。^◇^)ゞ
敷地内には花も綺麗に咲いてます。
プラ・ティナン・ウェハート・チャムルーン (Phra Thinang Wehart Chamrun)
2階建ての中国風のこの建物、こちらもラーマⅤにより1889年に建てられました。 ラーマⅥ(1910~1925)のお気に入りだったようです。
ホー・ウィトゥーン・タッサナー (Ho Withun Thasana)
こちらもラーマⅤによって1881年に周囲の見晴台として建てられました。 形も色も独特でおもしろいですね。
王妃の記念碑 (スナンターグマーリーラットの碑)
1881年、ラーマⅤの王妃がバン・パー・インに戻る途中、チャオプラヤー川で溺れてしまいました。周囲の人は助けようにも、王妃に触れることは許されていなかったため、王妃は亡くなってしまったという悲劇のようです。とても悲しいお話です。(ノД`)・゜・。
敷地内の風景。象さん型に刈られてます。タイではここ以外にもこういった庭の造形が見られますが、象さんとはタイらしくてとても面白いですね。結構大きいし。^-^)

【アユタヤ】昔の家

ここは名前は良く分かりませんが、アユタヤにある昔の家たちの展示場です。
タイ様式の昔の家、ミニチュア模型とかでは博物館などで見かけますが、中々実物大のものは見たことがない気がします。ここでは中に入って見学できますので、早速見てみましょう。
昔の家-外観1
床が高いですね。こういったのは高床式っていうんでしょうか。一階が吹き抜けみたいになっていて、2階が住居ですね。
こうった様式によって暑さを和らげたり、タイで今なおたびたび起こる洪水に対処したのでしょうか。
昔の家-外観1
床が高いですね。こういったのは高床式っていうんでしょうか。一階が吹き抜けみたいになっていて、2階が住居ですね。
こうった様式によって暑さを和らげたり、タイで今なおたびたび起こる洪水に対処したのでしょうか。
昔の家-外観2
みんな床が高いですね
昔の家-中1
寝室です。床に直接布団しいてますね
昔の家-外観3
みんな床が高いですね
昔の家-中1
寝室です。床に直接布団しいてますね
昔の家-中2
昔の台所。お米とか炊くんでしょうか?
昔の家-中3
台所の一部か、物置場。沢山のウツワなどが置かれてます。
昔の家-中2
昔の台所。お米とか炊くんでしょうか?
昔の家-中3
台所の一部か、物置場。沢山のウツワなどが置かれてます。
昔の家-中4
ゆりかご。昔のものだからかもしれませんが、手作りの温かみが伝わってくるようです。寝心地よさそう。^◇^)ゞ
昔の家-中5
お祈り場。今でもこういったものが家の中にお祭りされていたりします。今も昔も形は変わっていきますが同じなんですね。
昔の家-中4
ゆりかご。昔のものだからかもしれませんが、手作りの温かみが伝わってくるようです。寝心地よさそう。^◇^)ゞ
昔の家-中5
お祈り場。今でもこういったものが家の中にお祭りされていたりします。今も昔も形は変わっていきますが同じなんですね。
昔の家-その他1
家が高床式?になっていて、その下はちょっとしたショッピングプレースになってます。
昔の家-その他2
機(はた)を織っている様子。Dteen Jok(ティーン・ジョック)と呼ばれるもの
昔の家-その他1
家が高床式?になっていて、その下はちょっとしたショッピングプレースになってます。
昔の家-その他2
機(はた)を織っている様子。Dteen Jok(ティーン・ジョック)と呼ばれるもの。伝統的なサロン(腰に巻くスカートみたいなもの)であるでBha Zin(バジン、て読むのかな?)として知られる衣料を編む特別なスタイル。コットンのみで編まれ、かつては王室専用のものだった、と説明されてます。
昔の家-その他3
子供達がおはじきっぽいもので遊んでました。可愛らしいですね。(´▽`*)
昔の家-その他4
これは荷車?でしょうか
昔の家-その他3
子供達がおはじきっぽいもので遊んでました。可愛らしいですね。(´▽`*)
昔の家-その他4
これは荷車でしょうか
横からちょっと
最後にまた横からちょっと見たところです。床が高いですね。ご高齢になるとちょっと辛そうかな。^◇^)ゞ
横からちょっと
最後にまた横からちょっと見たところです。床が高いですね。ご高齢になるとちょっと辛そうかな。^◇^)ゞ

【アユタヤ】サラ・プラ・ミン・クワン

タイの王妃(H.M.Queen Sirikit)は、生活が豊かでない地方の人々を助けるため、地方の工芸品の質を高めるよう手助けしているようです。
手工芸品を作るためのインストラクターを手配し、それにより質を高め、1976年にはその援助財団を設立しました。1980年にはバンサイ・アーツ・アンド・クラフト・センター(Bangsai Arts and Crafts Centre)が設立され、1984年からは王妃がこのセンターを統轄しているようですね。

以下の写真は、1枚目の建物がが並んでいるのが手工芸品の工場のようで、その次からは、サラ・プラ・ミン・クワン(Sala Pra Ming Kwan)と呼ばれる、展示場の写真となります。(様々なものがあり、見ていて飽きません ^-^) )
工場です
ここでいろいろ作られているんですね。沢山の工場が連なります。
工場です
ここでいろいろ作られているんですね。沢山の工場が連なります。
サラ・プラ・ミン・クワン - Sala Pra Ming Kwan
Sala Pra Ming Kwan)外観です。タイらしい屋根の建物。
サラ・プラ・ミン・クワン - Sala Pra Ming Kwan
Sala Pra Ming Kwan)外観です。タイらしい屋根の建物。
中の様子
いろいろなものが展示されています。見て回るのも大変そうです。
色々なお面
タイのお面は結構好きで、見ていて飽きません。
中の様子
いろいろなものが展示されています。見て回るのも大変そうです。
色々なお面
タイのお面は結構好きで、見ていて飽きません。
国王と王妃の写真
展示室の奥に飾られています。いつまでもご健康であられますように。^-^)
国王と王妃の写真
展示室の奥に飾られています。いつまでもご健康であられますように。^-^)
カップ達
綺麗に装飾されてていいですね。欲しい!
ガラス細工
細かい細工のガラス細工が並んでます。
カップ達
綺麗に装飾されてていいですね。欲しい!
ガラス細工
細かい細工のガラス細工が並んでます。
ラーマⅤ
凛々しいお姿です。
帽子やカバンなど
色の種類も沢山あって、見てる人はて楽しそう。
ラーマⅤ
凛々しいお姿です。
帽子やカバンなど
色の種類も沢山あって、見てる人はて楽しそう。
ロイ・クラトーン・フェスティバルの人形達
大砲とオートバイ
カッコいい~。男性は好きそうですね。
ロイ・クラトーン・フェスティバルの人形達
小さな人たちがお祭りの様子を再現しています。
大砲とオートバイ
カッコいい~。男性は好きそうですね。
カラス細工の船
これは王様が乗る船、御座船ですね。その中でもスパンナホーンと呼ばれる国王専用の一番重要なもの。
詳しくはこちらのバンコクの王室御座船博物館を見てみてください。
カラス細工の船
これは王様が乗る船、御座船ですね。その中でもスパンナホーンと呼ばれる国王専用の一番重要なもの。
詳しくはこちらのバンコクの王室御座船博物館を見てみてください。
木彫りの置物
ヤック
バンコクの王宮などで見られる守護神ヤック。
寝そべってリラックスしている姿は初めて見ました
木彫りの置物
赤ちゃんを抱いた女性ですね。
ヤック
バンコクの王宮などで見られる守護神ヤック。
寝そべってリラックスしている姿は初めて見ました
パー・バティック
(Batik)
カラーパターンをあしらった布です
金(?)の人形の置物
ンゴ・パーという人々?何か物語がありそうですね。
パー・バティック (Batik)
カラーパターンをあしらった布です
金(?)の人形の置物
ンゴ・パーという人々?何か物語がありそうですね。

アユタヤには結構何度も来てるのに、気がついたら町の様子をゆっくり見てないことに気がつきました。(≧▽≦)
次の機会には、はやる気持ちを抑えて、町をブラブラしてみたいですね。

【タイ中部】アユタヤ3