カントーク料理とタイダンス

チェンマイカントーク料理とタイダンス

北部の美味しい料理の「カントーク料理」(Khantoke Dinner)とタイダンスのフォトギャラリーです。

タイダンス「爪の舞」
タイ北部、チェンマイ地方の代表的なこの踊り、ゆったり和やかな舞。 国賓の歓迎式典等、歓迎の意を現わす踊りとして舞われるようです。

チェンマイは かつてはタイ北部一帯を治めた「ランナー・タイ王国」(1296年にメンライ王により成立したとされるタイの王朝)の首都であり、タイ北部最大の都市
(ランナー・タイ王国: メンライ王(マンラーイ王)により1296年に成立したとされるタイの王朝)

このタイ北部チェンマイを訪れる楽しみの一つは、何といっても、北部の伝統的な料理である「カントーク料理」(カントーク・ディナー)と、この料理を食べながら鑑賞できるタイダンスのショーがあることです。

優雅な北部のタイダンスが鑑賞できて、これまたおいしいカントーク料理が楽しめるレストランはいくつかあるようですが、ここでは、「オールド・チェンマイ・カルチュラル・センター」(Old Chiangmai Cultural Center)の様子を少々ご紹介です。

美味しい料理、すばらしいタイダンスが待ってますよ~ ^o^)/

【チェンマイ】カントーク・ディナー

「カントーク」(Khantoke)とは、特別の行事に食卓として使う低い丸いテーブル。
「カントーク」には以下の2種類があるようです:
  • 1) ユアン・カントーク: チーク材で作られ、主にタイ北部で使われているもの。
  • 2) ラオ・カントーク: 竹と籐で作られ、タイの東北、ラオスや中国南部で使われているもの。
ここ「オールド・チェンマイ・カルチュラル・センター」では以下のように説明されています。
  • 1200年代、ランナータイの昔から結婚式などの祝いの儀式に食卓として使われてきている。
    儀式以外でも使われ出したのは極めて最近の事。
  • 初めにスープと籠に入ったバナナ又はサツマイモの揚げたものが出され、その後にカントーク台が運ばれる。
    代表的なものは以下の通り。
    • 1. 鶏の唐揚げ
    • 2. ビルマ風ポークカレー
    • 3. キャベツのいためたもの
    • 4. ポークトマトのチリソース
    • 5. ブタの皮の揚げもの
    • 6. フレッシュ・キュウリ
    • 7. ビーフンそば。
    以上が器に入れられ台の上に花びら状に並べられる。器が空になるとサービスで追加してくれる。
  • この他に竹かごに入ったもち米のご飯と普通のご飯が一緒に出される。

下の方の写真にあるように、赤の丸いテーブル、これがカントークなんですね。
お店の雰囲気
お店は、昔風の造り
お店の入口
送迎バスでここまで乗ってきます
お店に入ると
ディナーの場所には多くのお客さん達
お店の雰囲気
お店は、昔風の造り
お店の入口
送迎バスでここまで乗ってきます
お店に入ると
ディナーの場所には多くのお客さん達
中央の舞台
中央にはタイダンスショーが行われる舞台があります。
食事の前は
こんな感じでお皿とかが用意されてます
中央の舞台
中央にはタイダンスショーが行われる舞台があります。
食事の前は
こんな感じでお皿とかが用意されてます
カントーク・ディナー
こちらがお待ちかねのカントーク・ディナー。
とてもおいしいです。小皿に色々な種類の料理があり、お代わりも持って来てくれます。(嬉しい)
カントーク・ディナー2
写真の中央の小皿はポークカレー(ハンレーカレー:Gaeng Hang Lay)ですが、これが一番のお気に入り。
カントーク・ディナー1
こちらがお待ちかねのカントーク・ディナー。
とてもおいしいです。小皿に色々な種類の料理があり、お代わりも持って来てくれます。(嬉しい)
カントーク・ディナー2
写真の中央の小皿はポークカレー(ハンレーカレー:Gaeng Hang Lay)ですが、これが一番のお気に入り。
楽器隊
舞台にはタイの民族楽器を奏でている人たちが。
タイダンスショー前でも何かしら演奏してます。
天井のランプ
何気に天井見ると、こんな感じでランプが並んでます。
説明の女性
タイダンスショーの説明をする女性が舞台に登場。いよいよショーの始まりです。
楽器隊
舞台にはタイの民族楽器を奏でている人たちが。
タイダンスショー前でも何かしら演奏してます。
天井のランプ
何気に天井見ると、こんな感じでランプが並んでます。
説明の女性
タイダンスショーの説明をする女性が舞台に登場。いよいよショーの始まりです。

第一部 タイダンス

タイダンスショーには、一部と二部があります。
  • 第一部: 上で紹介しているカントークディナーをとりながら、ステージで行われるもの
  • 第二部: 第一部が終わり、別の場所で行われる山岳民族のショー(周りの人に付いて行きましょう)
では第一部から行ってみましょう。
タイダンスは大好きなので、何度でも見に行きたいです。ヽ(^。^)ノ
爪の舞1 (Fon Sao Mai)
タイ北部、チェンマイ地方の代表的なこの踊り、ゆったり和やかな舞で、長い爪を付けて踊る所に特徴があります。国賓の歓迎式典等、歓迎の意を現わす踊りとして舞われるようですね。
爪の舞1 (Fon Sao Mai)
タイ北部、チェンマイ地方の代表的なこの踊り、ゆったり和やかな舞で、長い爪を付けて踊る所に特徴があります。国賓の歓迎式典等、歓迎の意を現わす踊りとして舞われるようですね。
爪の舞1 (Fon Sao Mai)
タイ北部、チェンマイ地方の代表的なこの踊り、ゆったり和やかな舞で、長い爪を付けて踊る所に特徴があります。国賓の歓迎式典等、歓迎の意を現わす踊りとして舞われるようですね。
絹糸紡ぎの舞 (Fon Sao Mai)
村人の生活としての絹糸を織る動作からできた民族舞踏で1957年ごろから踊られている。
絹糸紡ぎの舞 (Fon Sao Mai)
村人の生活としての絹糸を織る動作からできた民族舞踏で1957年ごろから踊られている。
魔法の鶏の舞1
1100年頃のタイ北部ランパーン県、プレー県の物語を元にして作られた舞。ある王子と二人の姉妹の王女の物語。
魔法の鶏の舞1
1100年頃のタイ北部ランパーン県、プレー県の物語を元にして作られた舞。ある王子と二人の姉妹の王女の物語。
魔法の鶏の舞2
こちらは王子かな?
魔法の鶏の舞3
こちらは王女?
魔法の鶏の舞4
こちらも王女?
魔法の鶏の舞2
こちらは王子かな?
魔法の鶏の舞3
こちらは王女?
魔法の鶏の舞4
こちらも王女?
慶祝の舞(多分)
1927年、国王ラーマ7がチェンマイ訪問に際し白象献上を祝う機会に創られたもの。
慶祝の舞(多分)
1927年、国王ラーマ7がチェンマイ訪問に際し白象献上を祝う機会に創られたもの。
剣の舞
12本の件を操る古代の格闘技から発展した舞踏。
剣の舞
12本の件を操る古代の格闘技から発展した舞踏。
ロウソクの舞 (Fon Tien)
1927年、国王ラーマ7がチェンマイ訪問に際し「爪の舞」の夜版として創られた舞。暗いステージにロウソクが揺らめく綺麗な踊り。
いやー、綺麗だったなー。
ラムウオン(輪踊り)
最後は、お客さんも混じっての踊りです。
第一部はこれにて終了。
ラムウオン(輪踊り)
最後は、お客さんも混じっての踊りです。
第一部はこれにて終了。
見送り
出口では踊り子達がお見送り
ラムウオン(輪踊り)
最後は、お客さんも混じっての踊りです。
第一部はこれにて終了。
見送り
出口では踊り子達がお見送り。
ありがとうございました。

第二部 山岳民族の踊り - Hilltribe show

第一部が終わると、それまで食事をとっていた場所とは別の場所で第二部があります。
あわてず急がず、周りの人の移動に合わせて行くと良いかもしれません。

第二部は、山岳民族が祖先から受け継いでいる舞を見ることができます。
以下のように説明されています。
  • ラフー族、アカ族、リス族はチベット・ビルマ語族から分派したイ族(ロロ族)(Yi or Lolo)に属している。
    モン族とミエン族(ヤオ族)は、オーストロ・タイ語族から分派した高度に中国語化したミアオ・ヤオ族(Miao-Yao)に属している。
  • 文化的にはラフ、アカ、リス族は中国語系よりむしろチベット系であり、モン、ミエン族は中国系になる。これらの部族は150年程前から中国中南部、西南部からタイ北部に移住してきている。
  • ラフ、モン、ミエン、リス族の舞踏は通常新年の祝い行事として行われる。
    モン族では12月、ラフー族、ミエン族、リス族では中国の新年と同時期の1月または2月に行われる。
    ミエン族は更に11月に道教聖職授任の舞踏、4月に雨乞いの舞踏を行う。アカ族の舞踏は村の広場において夜間に行われる。
舞台
こちらが会場。段々と人が集まってきます。
太鼓の踊り
太鼓をたたく舞踏から始まります。戦の前に兵士を鼓舞する太鼓。
舞台
こちらが会場。段々と人が集まってきます。
太鼓の踊り
太鼓をたたく舞踏から始まります。戦の前に兵士を鼓舞する太鼓。
モン族の舞踏?
笛を吹く人を先頭に歩く人達
転がる舞踏
笛を吹きながら地面を転がります。何族かな?
モン族の舞踏?
笛を吹く人を先頭に歩く人達
転がる舞踏
笛を吹きながら地面を転がります。何族かな?
竹を避けながら
竹を開いたり挟んだり、それを避けながら子供達が踊ります。とっても可愛らしい。
竹を避けながら
竹を開いたり挟んだり、それを避けながら子供達が踊ります。とっても可愛らしい。
こちらも子供達
何族か分かりませんが、子供達の踊り
キンカラ―舞踏1
これは多分「キンカラー舞踏」。キンカラーはシャン古代神話の中の鳥の王。
こちらも子供達
何族か分かりませんが、子供達の踊り
ミエン舞踏
ミエン族の文化的主題は礼儀作法だとか。
ミエン舞踏
ミエン族の文化的主題は礼儀作法だとか。
キンカラ―舞踏1
これは多分「キンカラー舞踏」。キンカラーはシャン古代神話の中の鳥の王。
キンカラ―舞踏2
後ろ姿。これは鳥の王の翼でしょうか?
キンカラ―舞踏3
動物も一緒におどるんですが、これは何でしょう?
キンカラ―舞踏2
後ろ姿。これは鳥の王の翼でしょうか?
キンカラ―舞踏3
動物も一緒におどるんですが、これは何でしょう?
暗闇の中で
非常に暗い中で一人で踊る踊り。何族かな?
火刀の舞踏1
戦に出陣する前に行われた踊り。
暗闇の中で
非常に暗い中で一人で踊る踊り。何族かな?
火刀の舞踏1
戦に出陣する前に行われた踊り。
火刀の舞踏2
戦に出陣する前に行われた踊り。うぅ、熱そうだけど大丈夫かな。...
火刀の舞踏2
戦に出陣する前に行われた踊り。うぅ、熱そうだけど大丈夫かな。...
米ふるいの舞踏1
実り多い収穫を祝う舞踏。おぉ、何か穀物が舞っている。
米ふるいの舞踏1
実り多い収穫を祝う舞踏。おぉ、何か穀物が舞っている。
米ふるいの舞踏2
実り多い収穫を祝う舞踏。
アカ族の舞踏
アカ族の文化的主題は「継続」とのこと。
自身が生命の輪廻の一部であるという考えを持っているとか。
米ふるいの舞踏2
実り多い収穫を祝う舞踏。
アカ族の舞踏
アカ族の文化的主題は「継続」とのこと。
自身が生命の輪廻の一部であるという考えを持っているとか。

料理もおいしいし、踊りもとても綺麗で興味深く、もう何度でも行きたいです。(´▽`*)

カントーク料理とタイダンス