ワット・ジェット・ヨード

チェンマイワット・ジェット・ヨード

チェンマイの7つの尖塔を持つ寺院、「ワット・ジェッド・ヨード」のフォトギャラリーです。

チェンマイは かつてはタイ北部一帯を治めた「ランナー・タイ王国」(1296年にメンライ王により成立したとされるタイの王朝)の首都であり、タイ北部最大の都市
(ランナー・タイ王国: メンライ王(マンラーイ王)により1296年に成立したとされるタイの王朝)

そのチェンマイの中心、城壁に四角く囲まれる旧市街から見て北西の少し離れた所に、ちょっと変わった寺院、「ワット・ジェッド・ヨード」 - Wat Jed Yod があります。
(ワット・ジェッド・ヨード、またはワット・チェット・ヨート - Wat Jet Yot)

塔の上に7つの仏塔があることから、ワット・ジェット・ヨード、で呼ばれます。
(ワット:寺、ジェット・ヨード:7つの尖塔)

この「ワット・ジェット・ヨード」は、1445年、ランナー王国第9代の王、ティロカラート(1442-1487) により建てられました。1477年にはタイでは初めて、世界では八回目の仏教の経典(Tripitaka)の編纂会が開かれてます。

インド、ブッダガヤのマハボディ寺院(お釈迦様が悟りを開いたといわれる菩提樹のある寺院)を模したと言われ、元々は、境内にある菩提樹(Bodhi tree)より、Wat Botharam Mahavihara(ワット・ボータラーム マーハーヴィハラ)と呼ばれましたが、塔の上に7つの仏塔があることから、現在の名「ワット・ジェット・ヨード」で呼ばれます
( ワット:寺、ジェット・ヨード:7つの尖塔 )

広々とした敷地には3つのチェディがありますが、最も大きいものにはティロカラート王の遺灰が納められています。

【チェンマイ】ワット・ジェット・ヨード - 外観

寺院の入口の様子
塔の上に7つの仏塔がある「ワット・ジェット・ヨード」(Wat Jed Yod)、チェンマイ空港や、チェンマイ大学からすぐのところに、何気に位置します。

左の写真は、寺院の入口の様子ですが、看板にある寺院の名称は「WAT CHED YOD (PHOTHARAM-MAHA-VIHAN)」と記載があり、また境内の説明書きには「Wat Jedyod or Wat Botharam Maha Vihara」とあります。
(英語表記は難しい...のかな?)
ワット・ジェット・ヨード。正面からの眺め。
外観1
ワット・ジェット・ヨード。正面からの眺め。
少し別の角度より。
外観2
少し別の角度より。
上部尖塔の様子。
外観3
上部尖塔の様子。
少し別の角度より。こうして見ると戦艦みたい。
外観4
少し別の角度より。こうして見ると戦艦みたい。
寺院の下の部分。お坊様が歩いてました。
壁には多くの浮彫り装飾があります。
外観6
壁には多くの浮彫り装飾があります。
角にも浮彫り装飾。
外観5
寺院の下の部分。お坊様が歩いてました。ここにお勤めの僧侶でしょうか。
外観7
角にも浮彫り装飾。
上部7つの尖塔1
上部7つの尖塔2
上部7つの尖塔3
上部7つの尖塔
説明書きからすると、仏陀が教えを広めに行く前に訪れた7つの場所や7日間を現わしているかも。
反対側の外観。同じように浮彫装飾されてます。
反対側で、7つの尖塔を見上げた様子。
外観8
反対側の外観。同じように浮彫装飾されてます。
外観9
反対側で、7つの尖塔を見上げた様子。綺麗ですね。
側面側の様子。
側面側の様子。仏像が祀られています。
外観10
側面側の様子。仏像が祀られています。
台座の部分。
近くにある祠。虎とかライオン、シマウマとかいろいろいますね。
外観11
台座の部分。レンガ造りとでもいうのかな?
外観12
近くにある祠。虎とかライオン、シマウマとかいろいろいますね。

【チェンマイ】ワット・ジェット・ヨード - 浮彫り装飾

壁には70余りの多くの仏像/天使たち(thewada)の浮彫り装飾があります。
インド、ブッダガヤのマハボディ寺院(お釈迦様が悟りを開いたといわれる菩提樹のある寺院)を模したと言われるワット・ジェット・ヨード。
壁には70余りの多くの仏像/天使たち(thewada)の浮彫り装飾があります。

長い年月のせいか、かなり崩れてしまってますが、ちょっと見てみましょう。
手は崩れてしまってますね。
顔と手が無くなってしまってます
ほとんど崩れてしまってます
浮彫装飾1
手は崩れてしまってますね。
浮彫装飾2
顔と手が無くなってしまってます
浮彫装飾3
ほとんど崩れてしまってます
綺麗に手を合わせてます。
左側は顔が削れて(?)しまってます。
近寄って見たところ。
浮彫装飾4
綺麗に手を合わせてます。
浮彫装飾5
左側は顔が削れて(?)しまってます。
浮彫装飾6
近寄って見たところ。

【チェンマイ】ワット・ジェット・ヨード - その他仏塔など

その他、周りに見られる風景達です。
不確かですが、こちらが菩提樹(?)で、仏像などが祀られてます。
タイのお寺によくある曜日ごとの仏様
菩提樹
不確かですが、こちらが菩提樹(?)で、仏像などが祀られてます。
曜日ごとの仏様
タイのお寺によくある曜日ごとの仏様
鐘と銅鑼
寄付した人の名前とか書いてありますね。
鐘と銅鑼
建物のわきには鐘と銅鑼2つがあります。寄付した人の名前とか書いてありますね。
寺院を建てたティロカラート王の遺灰が納められています。
こちらは崩れてしまってますね。
敷地内にあるもう1つの仏塔。
敷地内にある仏塔1
寺院を建てたティロカラート王の遺灰が納められています。
敷地内にある仏塔2
こちらは崩れてしまってますね。
敷地内にある仏塔3
敷地内にあるもう1つの仏塔。
その他、境内の風景。
鶏がお見合い(この後ケンカしてました)
その他、境内の風景。 鶏がお見合い
(この後ケンカしてました)

こじんまりとした寺院と思いますが、その形が独特で、チェンマイではお気に入りの場所の1つです。
歴史的には世界では八回目の仏教の経典(Tripitaka)の編纂会が開かれてる、ということから、何やらすごそうですね。
また近くに行ったときはぶらっと寄ってみたいですね。(^◇^)

ワット・ジェット・ヨード