【タイの行事いろいろ】ラーマ9世 即位60周年記念行事

タイ王国ラーマ9世 即位60周年記念行事

<2006 年 ラーマ9世:プミポン国王陛下御在位 60 周年祝賀記念>

王室御座船(ロイヤルバージ)のパレード。(リハーサルの様子)

プミポン(前)国王陛下。
兄の前国王の急死を受けて、1946年6月9日、18歳の若さでチャックリー王朝第9代の国王、ラーマ 9世に即位しました。2006年にて在位60年となり、世界最長の在位期間となります。

国民から深い敬愛を集める国王のために、2006年6月には様々な祝賀行事が行われました。

【60周年記念行事】「街の様子」 の写真たち

主に夜の街の様子です。ライトアップされて綺麗ですね。
タイの国旗や祝賀行事のシンボルの入った旗を、ドライバーに売ってます
通りには、至る所に国旗や祝賀行事のシンボルの入った旗が掲げられてます
通りには、国王のために、黄色の花が沢山植えられてます
街の様子1
タイの国旗や祝賀行事のシンボルの入った旗を、ドライバーに売ってます
街の様子2
通りには、至る所に国旗や祝賀行事のシンボルの入った旗が掲げられてます
街の様子3
通りには、国王のために、黄色の花が沢山植えられてます
夜の通り。電飾で綺麗に飾られてます。
国王の肖像画もライトアップ
街の様子4
夜の通り。電飾で綺麗に飾られてます。
街の様子5
国王の肖像画もライトアップ
通りには、いろいろな綺麗な飾りが施されてます
通りには、いろいろな綺麗な飾りが施されてます
街の様子6
通りには、いろいろな綺麗な飾りが施されてます
通りには、いろいろな綺麗な飾りが施されてます
こちらも通りある綺麗な飾り
アナンタ・サマーコム宮殿
旧国会議事堂。海外からの要人を迎えての祝賀行事が行われた所。
街の様子7
通りには、いろいろな綺麗な飾りが施されてます
街の様子8
こちらも通りある綺麗な飾り
アナンタ・サマーコム宮殿
旧国会議事堂。海外からの要人を迎えての祝賀行事が行われた所。
ジットラダー・ビラ宮殿
バンコクでの国王の住居。その宮殿の前の夜の風景です。電飾されて、とても綺麗ですね。
ジットラダー・ビラ宮殿
バンコクでの国王の住居。その宮殿の前の夜の風景です。電飾されて、とても綺麗ですね。
ジットラダー・ビラ宮殿
バンコクでの国王の住居。その宮殿の前の夜の風景です。電飾されて、とても綺麗ですね。

 【60周年記念行事】「一般参賀」 の写真たち

2006年6月9日に行われた、アナンタ・サマーコム宮殿での一般参賀です。

プミポン国王が一般の市民に直接演説することはあまりなく、この一般参賀には、黄色いシャツに身を包んだ人が、約25万とも100万人とも言われる市民が集まったようです。
ちなみに、色々なところで「黄色」が登場しますが、これは、国王の誕生日の曜日(月曜日)の色が「黄色」であり、それを知っている市民が敬愛を込め、「黄色の服」で祝福しています。

プミポン国王は、この演説で「国民の互いの尊重、助け合い、誠実な秩序・規則の尊守、一致団結して国家の為に尽くすこと、それらが国の安定・繁栄につながる」と説かれました。

  • アナンタ・サマーコム宮殿
    • 1907年にラーマ5世時代に着工され、1915年ラーマ6世時代に完成した宮殿。
    • 国会議事堂として長く利用されたが、隣りに国会議事堂が新築されてからは、特に使用されていないようです。(バンコクいろいろ6参照

朝5時半ぐらいの風景。既に多くの人が会場に足を運んでます
アナンタ・サマーコム宮殿へ行く「ラーチャムダムヌーン通りの飾り
これも朝5時半ぐらいの風景。既に宮殿前が埋まるぐらいの人が集まってます。
朝早くに
朝5時半ぐらいの風景。既に多くの人が会場に足を運んでます
通りの飾り
アナンタ・サマーコム宮殿へ行く「ラーチャムダムヌーン通りの飾り
会場の夜明け前
これも朝5時半ぐらいの風景。既に宮殿前が埋まるぐらいの人が集まってます。
夜が明けると、更に人で埋まってます
アナンタ・サマーコム宮殿1
お昼ぐらいの宮殿。演説が始まる気配。人で埋め尽くされてます。
会場の夜明け後
夜が明けると、更に人で埋まってます。
いや、凄い人ですねー。
アナンタ・サマーコム宮殿1
お昼ぐらいの宮殿。演説が始まる気配。人で埋め尽くされてます。
ボケてますが、少し近影。写真真ん中(2階)から、国王が演説します。
宮殿前の広場には、大きなモニターも用意されてます。こちらで演説の模様が大きく写されます。
一般参賀が終わって
人々が帰る様子。お疲れ様でした
アナンタ・サマーコム宮殿2
ボケてますが、少し近影。写真真ん中(2階)から、国王が演説します。
アナンタ・サマーコム宮殿3
宮殿前の広場には、大きなモニターも用意されてます。こちらで演説の模様が大きく写されます。
一般参賀が終わって
人々が帰る様子。お疲れ様でした。

【60周年記念行事】「御座船パレード」の写真たち

2006年6月12日、日本の天皇、皇后両陛下もご鑑賞された、王室御座船のパレード

王宮(ワット・プラケオ/エメラルド寺院)からワット・アルン(暁の寺)までを御座船が下るもので、王族の船など56隻もの船が川を下ります。この行事のために、何度も練習が行われました。

ここでの写真は、本番の6月12日のものではなく、6月9日などの練習の風景です。

関連ページ: 王室御座船パレード(在京タイ王国大使館)

  • 王室御座船パレードと御座船
    • 御座船の行事は、アユタヤ時代(1351-1767年)、歴代の王の年一回の巡礼のために始まったようです。
    • 以前は定期的に開催されていたようですが、費用が膨大にかかることから、1999年を最後に終了してます。
    • 現在では、特別行事があるときのみ行われているみたいですね。御座船は、チャオプラヤー川沿いの王室御座船博物館に保管されてます。
      そちらの様子は、【バンコクいろいろ2】 王室御座船博物館参照
ワット・アルンと共に
ここが終点となる暁の寺院「ワット・アルン」と御座船。
パレードいろいろ1
御座船がいろいろ並びます。綺麗ですね。
パレードいろいろ1
御座船がいろいろ並びます。綺麗ですね。
ワット・アルンと共に
ここが終点となる暁の寺院「ワット・アルン」と御座船。
パレードいろいろ1
御座船がいろいろ並びます。綺麗ですね。
スパンナホン(Suphannahongse)- 櫂(カイ)を跳ね上げて
幅3m, 長さ46m。こぎ手50名で動かす、最も重要な国王専用御座船。
櫂(カイ)を跳ね上げて漕ぐのは、この「スパンナホン」など国王が乗るような特別な御座船のみ。
スパンナホン(Suphannahongse)- 櫂(カイ)を跳ね上げて
幅3m, 長さ46m。こぎ手50名で動かす、最も重要な国王専用御座船。
櫂(カイ)を跳ね上げて漕ぐのは、この「スパンナホン」など国王が乗るような特別な御座船のみ。
漕ぎ手や航海士たち
漕ぎ手も航海士も、華やかな色の服着てますね。
漕ぎ手や航海士たち
漕ぎ手も航海士も、華やかな色の服着てますね。
白い服の漕ぎ手の船も多くあります。こちらは、御座船の護衛船でしょうか。
こちらも護衛船でしょうか。面白い船首ですね。
白い服の漕ぎ手たち
白い服の漕ぎ手の船も多くあります。こちらは、御座船の護衛船でしょうか。
面白い船首
こちらも護衛船でしょうか。面白い船首ですね。

【60周年記念行事】「祝賀花火」 の写真たち

祝賀行事の中では、幾度も祝賀花火がありました。

2006年6月17日には、在位60周年を記念するコンサートや光と音の祭典「The Light of Hope and Loyalty」が開催されましたが、ここでは、2006年6月10日のチャオ・プラヤー川付近の祝賀花火の様子です
チャオ・プラヤー川の夜の風景。綺麗ですね。
橋の上には花火を待つ人の群れで、車が中々通れない程の混雑です。
チャオ・プラヤー川の夜の風景。綺麗ですね。
橋の上には花火を待つ人の群れで、車が中々通れない程の混雑です。
夜の風景
チャオ・プラヤー川の夜の風景。綺麗ですね。
橋の上には花火を待つ人の群れで、車が中々通れない程の混雑です。
沢山の花火が打ち上がりました。花火はいつ見てもいいですね。
沢山の花火が打ち上がりました。花火はいつ見てもいいですね。
沢山の花火が打ち上がりました。花火はいつ見てもいいですね。
花火の様子
沢山の花火が打ち上がりました。花火はいつ見てもいいですね。

【60周年記念行事】「60周年記念展示会」 の写真たち

インパクトアリーナ」にて「国王陛下御在位60周年記念展」が催されました。
インパクトアリーナ」(IMPACT Arena, Exhibition and Convention Center: Impact Muang Thong)にて「国王陛下御在位60周年記念展」が催されました。
(「インパクト」はこの会場の名前です)
プミポン国王、歴代の王、ロイヤルファミリーについて、様々な情報、展示がされ、会場内は、超満員、といったところです。

 余談ですが、国王への忠誠心を示すため、政府が6月15日までの毎日と年内の毎週月曜に、国王の誕生日の色である「黄色」のシャツを着るよう奨めているためもあり、このアリーナのTシャツ販売ブースでは、大勢の客が押し寄せ、半日で1万枚が売れた日もあったとか。

インパクトアリーナのホームページはこちら: http://www.impact.co.th/(英語)
会場前とシンボル
会場前の風景と、60周年記念のシンボルマーク
非常に多くの来場客
会場に入ったところ。すごい人たち。
タイ様式と国王
タイ様式の建物に、プミポン国王の大きな写真
会場前とシンボル
会場前の風景と、60周年記念のシンボルマーク
非常に多くの来場客
会場に入ったところ。すごい人たち。
タイ様式と国王
タイ様式の建物に、プミポン国王の大きな写真
不思議な流れる飾り
上から下へどんどん流れながら形を変える飾り
王室プロジェクト
王室プロジェクトの展示物の入り口。写真はプミポン国王。
歴代の国王の写真
(上からラーマ1世から8世まで)
不思議な流れる飾り
上から下へどんどん流れながら形を変える飾り
王室プロジェクト
王室プロジェクトの展示物の入り口。写真はプミポン国王。
歴代の国王の写真
上からラーマ1世から8世まで
幼少時代1
プミポン国王の幼少時代の写真色々。写真では、一番右がプミポン国王です。
幼少時代2
真ん中の写真:左が兄(ラーマ8世)、真ん中が当時の先生のようです
幼少時代1
プミポン国王の幼少時代の写真色々。写真では、一番右がプミポン国王です。
幼少時代2
真ん中の写真:左が兄(ラーマ8世)、真ん中が当時の先生のようです
幼少時代3
真ん中の写真:左が兄(ラーマ8世)、右がプミポン国王
シリキット王妃陛下と
1950年4月、シリキット王妃陛下と御成婚
幼少時代3
真ん中の写真:左が兄(ラーマ8世)、右がプミポン国王
シリキット王妃陛下と
1950年4月、シリキット王妃陛下と御成婚
国王へ1
兄の前国王の急死により、1946年6月9日、18の若さで、国王へ。
国王へ2
兄の前国王の急死により、1946年6月9日、18の若さで、国王へ。
戴冠式が終わった後でしょうか。
国王へ1
兄の前国王の急死により、1946年6月9日、18の若さで、国王へ。
国王へ2
兄の前国王の急死により、1946年6月9日、18の若さで、国王へ。
戴冠式が終わった後でしょうか。
国王と市民と
遠くまで自ら出向き、市民と直接お話される国王。多くの人が集まってます。
国王と市民と
遠くまで自ら出向き、市民と直接お話される国王。多くの人が集まってます。
国王と市民と
遠くまで自ら出向き、市民と直接お話される国王。多くの人が集まってます。

この行事が行われたのは、もうかれこれ年も前。
日本の皇室ともつながりも深いタイの王室、国王もその後残念ながら崩御されました。

今では国王はラーマ10世(2016年10月13日より)となりましたが、今でもいろいろなところ(公共の場所や各家庭)でラーマ9世の写真、肖像画が見られます。
どれだけ慕われていた国王だったのかがとても良く分かりますね。 (^◇^)

【タイの行事いろいろ】ラーマ9世 即位60周年記念行事