【タイ中部】 サムット・ソンクラーム

タイ中部サムット・ソンクラーム

バンコク近郊、サムット・ソンクラームのフォトギャラリーです。

ホタルでも人気の「アンパワー水上マーケット」

バンコクから約72km、車でおよそ1~2時間、メークローン川がタイ湾に注ぐ河口に位置するサムット・ソンクラーム。

電車の線路沿いに市場が並ぶ有名な「メークローン・マーケット」(傘をたたむ線路市場タラート・ロムフープとして知られ、日本でもテレビでその様子が放送される事もあるので知っている方も多いかも)、ホタルでも人気の「アンパワー水上マーケット」、メークローン川の「ボート遊覧」など、タイのゆっくりとした時の流れを楽しむ場所ですね。

ちなみに、タイで最も有名な水上マーケット:ダムヌン・サドゥアック・水上マーケットはこちら参照。(水上マーケットとしては、朝のダムヌン、夕方のアンパワー、と言われているようです)

よく分かってませんが、河瀬直美監督の映画『七夜待』の舞台になっているとか。
(長谷川京子演じる主人公が、タイのサムット・ソンクラームで異国文化や人々との触れ合いの中で癒されながら新しい自分に出会う物語らしい)
[Amazon] 河瀬直美監督の映画『七夜待』

バンコクからメークローンまで鉄道の旅

バンコクから、サムット・ソンクラームの線路沿いマーケット「メークローン・マーケット」やアンパワーの水上マーケットを訪れました。スカイトレイン(BTS)や鉄道を使ってのノンビリ旅行です。

まずはスカイトレインで「サパーンタクシン駅」まで行き、そこからタクシーでバンコクのトンブリ地区にあるタイ国鉄マハーチャイ線「ウォンウィエンヤイ駅」へ行って、そこから電車で、約30Km先の終点「マハーチャイ駅」(バンコクの南西部:サムットサコーン)までトコトコ行きます。
(「ウォンウィエンヤイ駅」-「マハーチャイ駅」:約1時間)
  1. 出発 -> サパーンタクシン駅 (スカイ・トレイン)
  2. サパーンタクシン駅 -> ウォンウィエンヤイ駅 (タクシー):数分
  3. ウォンウィエンヤイ駅 -> マハーチャイ駅 (電車):約1時間
  4. マハーチャイ駅 -> 川向こうへ (渡し舟):数分
  5. 川向こう -> バーンレーム駅 (徒歩):約10分
  6. バーンレーム駅 -> メークローン駅 (電車):約1時間
ウォンウィエンヤイ駅
駅の風景。昔ながらの駅、といった感じ。かなり古いようですね。
ウォンウィエンヤイ駅
駅の風景。昔ながらの駅、といった感じ。かなり古いようですね。
ウォンウィエンヤイ駅
駅の風景。昔ながらの駅、といった感じ。かなり古いようですね。車両もかなり使い込まれた感じで良い風格が出てますね。
車内の様子
窓の外にタイの風景を眺めながらのノンビリ旅行です
電車の入り口
駅のホームからはバスを乗るような段差が大き目の階段
車内の様子
窓の外にタイの風景を眺めながらのノンビリ旅行です 
電車の入り口
駅のホームからはバスを乗るような段差が大き目の階段

マハーチャイ駅へ到着

やって来ました「マハーチャイ」。バンコクの「ウォンウィエンヤイ駅」から電車で約一時間のところにあるマハーチャイは、バンコクの南西、サムットサコーンにある海産物が有名な港町。
やって来ました「マハーチャイ」。バンコクの南西、サムットサコーンにある海産物が有名な港町。
駅周辺は少し歩いただけですが、写真で見るようにとても活気があって賑わってますね。
マハーチャイ駅の様子
駅の構内にもいろいろ物を売っていて、駅というよりは市場のような雰囲気
マハーチャイ駅の様子
駅の構内にもいろいろ物を売っていて、駅というよりは市場のような雰囲気
マハーチャイ駅の様子
駅の構内にもいろいろ物を売っていて、駅というよりは市場のような雰囲気
駅の周辺1
ここも線路を気にせずお店開いているようですね。電車が来ると急いでものをどけるのかな?
駅の周辺2
駅からボート乗り場に行く途中の風景。普段のタイの一風景です。
駅の周辺1
ここも線路を気にせずお店開いているようですね。電車が来ると急いでものをどけるのかな?
駅の周辺2
駅からボート乗り場に行く途中の風景。普段のタイの一風景です。

川を渡ってバーンレーム駅へ

マハーチャイ線「マハーチャイ駅」を降り、少し歩いて、ボート乗り場から川(ターチーン川)を渡って、次はメークローン線の「バーンレーム駅」までトコトコ歩きます。(周りの風景を眺めながら、結構歩いたような気が。10分ちょっとぐらいかな?)
いざボートへ
ボートにはオートバイも乗っちゃうんですね。正に川の上の生活の足。
いざボートへ
ボートにはオートバイも乗っちゃうんですね。正に川の上の生活の足。
ボート内の様子
オートバイも皆と一緒に一休み
川の風景1
ボートから見る川の風景。広いですねー。
ボート内の様子
オートバイも皆と一緒に一休み
川の風景1
ボートから見る川の風景。広いですねー。
川の風景2
向こうに見えるボートが渡し舟として活躍してます。ここを生活の場としている人たちには無くてはならない交通機関なんですね。
川の風景2
向こうに見えるボートが渡し舟として活躍してます。ここを生活の場としている人たちには無くてはならない交通機関なんですね。
ボートの様子
こちらにも沢山の人、バイクが乗ってます
川向こうの様子
さて川を渡り、向こう側に着きました。ここから駅まで10分ほど歩きます。
ボートの様子
こちらにも沢山の人、バイクが乗ってます
川向こうの様子
さて川を渡り、向こう側に着きました。ここから駅まで10分ほど歩きます。
バーンレーム駅
結構歩いて、バーンレーム駅へ到着。
駅では乗り継ぎタイミングが良くなかったらしく、一時間程のんびり電車を待ちます。。
バーンレーム駅
構内にネットカフェがあり、時間つぶしには丁度良いですね。
バーンレーム駅
結構歩いて、バーンレーム駅へ到着。
駅では乗り継ぎタイミングが良くなかったらしく、一時間程のんびり電車を待ちます。構内にネットカフェがあり、時間つぶしには丁度良いですね。

メークローン・マーケット

メークローン線の「バーンレーム駅」からやって来ました「メークローン」。
(大体1時間ぐらいかかります)
「メークローン」
ここはよほど珍しいのか日本でも忘れたころにテレビで紹介されてますが、線路がお店で占領されてます。

ここはよほど珍しいのか日本でも忘れたころにテレビで紹介されてますが、線路がお店で占領されてます。なんというか、この大らかさはかなーり不思議な感じがします。(場所代がタダ、とかの理由があるのかな?)

いやー、これは危ないでしょ、と思うんですが、電車が通るたびに日傘をたたみ商品をよけて列車を見送る風景が見られます。傘をたたむ市場として「タラート・ロムフップ」(タラート:市場、ロム:傘、フップ:たたむ)と呼ばれますが、やはり有名な場所らしく、多くの人が写真を撮りに電車が通るのを待ち構えてました。日本では危ないのでそもそも強制撤去されてしまうところですが、タイの人たちのバイタリティーが感じられる場所ですね。いや勿論電車もそれなりにゆっくり走ることが条件ですが。 (^.^) 電車は一日8本ほど、1時間から2時間の間隔で走っているようですね。
メークローン線
メークローンへ行く車内の風景。こちらは普通の電車内の様子。
メークローン線の電車
この電車がメークローン線で走ってます。タイで良く見かける黄色系の車両。日本の車両との話を聞いたことがありますが、どうでしょう?
メークローン線
メークローンへ行く車内の風景。こちらは普通の電車内の様子。
メークローン線の電車
この電車がメークローン線で走ってます。タイで良く見かける黄色系の車両。日本の車両との話を聞いたことがありますが、どうでしょう?

メークローン駅の様子。お店が、というより食堂みたいな感じになってます。
列車が通らない時
列車が通る前は日傘とお店、人に線路が隠れてます。ここを列車が走ってるとは思えないんですけど。

メークローン駅の様子。お店が、というより食堂みたいな感じになってます。
列車が通らない時
列車が通る前は日傘とお店、人に線路が隠れてます。ここを列車が走ってるとは思えないんですけど。
列車が通る前1
列車通過前に、傘を急いでたたみます。
お店の人がバタバタしだすと電車の時間、というのが分かります。ということは電車の発着時間は結構正確なのかな?^◇^)
列車が通る前1
列車通過前に、傘を急いでたたみます。
お店の人がバタバタしだすと電車の時間、というのが分かります。ということは電車の発着時間は結構正確なのかな?^◇^)
列車が通る前2
傘をたたみ商品を避けて、あとは電車の通過を待つばかり。早く通らないかなー。
いやでも、お店の日よけをたたんだといっても、かなりギリギリなんじゃないでしょうか。
列車が通る前2
傘をたたみ商品を避けて、あとは電車の通過を待つばかり。早く通らないかなー。
いやでも、お店の日よけをたたんだといっても、かなりギリギリなんじゃないでしょうか。
列車が通る前3
そろそろ発車時間の構内の様子。出発ですよー。みんな気を付けてねー。
列車が通る前3
そろそろ発車時間の構内の様子。出発ですよー。みんな気を付けてねー。
電車が通過1
いよいよ発車。正にこの瞬間を待っていた観光客は写真を撮るのに大忙し。私もその一人なんですが。^◇^)ゞ
電車が通過2
傘をたたんだお店の間を、正にスレスレにゴゴーッと電車が通ります。大丈夫かなー。
電車が通過1
いよいよ発車。正にこの瞬間を待っていた観光客は写真を撮るのに大忙し。私もその一人なんですが。^◇^)ゞ
電車が通過2
傘をたたんだお店の間を、正にスレスレにゴゴーッと電車が通ります。大丈夫かなー。
電車が通過3
無事電車が通り過ぎていきます。一日何度この光景が見られるのでしょう?みなさん大変です。
電車が通過4
電車が通った後は、何事もなかったかのようにまた傘や商品を元の位置に戻します。なんかすごいですね。
電車が通過3
無事電車が通り過ぎていきます。一日何度この光景が見られるのでしょう?みなさん大変です。
電車が通過4
電車が通った後は、何事もなかったかのようにまた傘や商品を元の位置に戻します。なんかすごいですね。
電車が通過5
再び元の市場になりました
メークローン・マーケット1
日傘の下、線路沿いに歩いてみると、線路の両側には果物や野菜、服やお魚など、いろいろなものが売られています。線路の所まで商品が並べられてますね。
電車が通過5
再び元の市場になりました
メークローン・マーケット1
日傘の下、線路沿いに歩いてみると、線路の両側には果物や野菜、服やお魚など、いろいろなものが売られています。線路の所まで商品が並べられてますね。
メークローン・マーケット 2-1
日傘の下、線路沿いに歩いてみると、線路の両側には果物や野菜、服やお魚など、いろいろなものが売られています。
ここを電車が通っているのは、なんとも不思議な気がします。
メークローン・マーケット 2-2
日傘の下、線路沿いに歩いてみると、線路の両側には果物や野菜、服やお魚など、いろいろなものが売られています。
ここを電車が通っているのは、なんとも不思議な気がします。
メークローン・マーケット2
日傘の下、線路沿いに歩いてみると、線路の両側には果物や野菜、服やお魚など、いろいろなものが売られています。単に珍しいだけではなくここはここ一体の生活の場でもあるんですね。ここを電車が通っているのは、なんとも不思議な気がします。

バンコク近郊サムット・ソンクラーム。電車を乗り継ぎ旅したんびり旅行でしたが、線路沿いに市場が並ぶ「メークローン・マーケット」はそこに生きる人たちのバイタリティーが一杯感じられる場所でした。

タイで色々と訪れた後に、ちょっと変わったところに行ってみたい!、と思ったら、このメークローンまでののんびり旅行を候補に挙げてみるのも面白いかもです。(^▽^ )

【タイ中部】 サムット・ソンクラーム