ワット・チョンカム / ワット・チョンクラン

メーホンソンワット・チョンカム/ワット・チョンクラン

タイ北部メーホンソン:池の畔に建つ美しい寺院、ワット・チョンカム, ワット・チョンクランのフォトギャラリーです。

メーホンソンは、チェンマイから北西380Kmほどのミャンマー(ビルマ)との国境近くにあり、チェンマイからは飛行機でおよそ40分ほど、車だと5時間とか6時間ほどかかります。別ページで紹介している山岳民族の「首長族(カレン族)」、山の上に建つ寺院「ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー」などが有名ですね。

池のほとりに建つ美しい寺院: ワット・チョン・カム、ワット・チョン・クラン

ここメーホンソンにある池の畔に建つ美しい寺院が、このワット・チョンカム、ワット・チョンクランです。メーホンソンを訪れたら、必ず行ってみたい場所です。

ワット・チョンカムは、1827年にメーホンソンの統治者とその妻、パラヤシンハナットとケオメーナンミアにより建立された、この地方の最初の寺院。王室寺院にも指定されています。
ワット・チョンクランは、もともとは休憩所だったのを、お坊様達がお金を出し合って1867年から1871年に建て直した寺院。

両寺院は同じエリアにあり、どちらがどちらか良く分からなくなりますが、早速行ってみましょう。^-^)/

【チョンカム/チョンクラン】外観と寺院の周り

タイ北部メーホンソンのチョンカム池の畔に建つワット・チョンカムとワット・チョンクラン。その外観はとても綺麗で、寺院前の池にも映る姿は、いつまで見ていても飽きないぐらいです。メーホンソンを訪れたら、必ず行ってみたい場所ですね。

夕方から夜にかけてお店も沢山出て、観光客で賑わいます。寺院もライトアップされるので、もしメーホンソンに宿泊される場合には、この夜の光景も必見です。
最も左に見える、銀色の尖った大きな屋根を持つ建物がワットチョンカム。中央から右側がワットチョンクランです。
ワットチョンカム、ワットチョンクランの外観。最も左に見える、銀色の尖った大きな屋根を持つ建物がワットチョンカム。
中央から右側がワットチョンクランです。とても綺麗ですね。
夜のワットチョンクラン。ライトアップされて、息をのむような美しさです。
夜のワットチョンクラン。ライトアップされて、息をのむような美しさです。
(写真奥のワットチョンカムは、ライトアップされないみたいですね)
チョンカム池。この池の向う側に寺院が見えます。
チョンカム池。この池の向う側に寺院が見えます。
夕方になり、周りの通りにはお店も出始めました。
夕方になり、周りの通りにはお店も出始めました。
通りにはたくさんのお店。観光客も多く歩きます。
通りにはたくさんのお店。観光客も多く歩きます。
お店が沢山。お店を見ながらブラブラするのも楽しいですね。
お店が沢山。お店を見ながらブラブラするのも楽しいですね。
その他お店のある風景。
その他お店のある風景。
その他お店のある風景。
ワットチョンクランの夜景。とても綺麗です。
寺院前のチョンクラン池に咲く花。真っ赤なんですが、こちらもとても綺麗です。
ワットチョンクランの夜景。とても綺麗です。 寺院前のチョンクラン池に咲く花。真っ赤なんですが、こちらもとても綺麗です。

【チョンカム/チョンクラン】ワット・チョンカム

ワット・チョン・カム (Wat Chong Kham)は、ワット・チョン・クランの隣の寺院。
以下説明書きによると、...
1827年に建立された、この地方の最初の寺院。1984年には王室寺院に指定された。
~ 1827年にメーホンソンの統治者とその妻、パラヤシンハナットとケオメーナンミアにより建立された、この地方の最初の寺院。1984年には王室寺院に指定された。この寺院は、柱が金箔で装飾されているため、ワット・チョン・カムと呼ばれる。~

柱が金箔で装飾されているため、ワット・チョン・カムと呼ばれる、というのが良くわかりませんが、チョン・カムが金箔という意味でしょうか。

History of Wat Chong Kham
Wat Chong Kham was built in 1827 by Phraya Singhanat Racha and Chao Mae Nang Mia, the ruler of Mae Hong Son, and his wife. It was the first temple built in the province. It was promoted to a royal temple in 1984.
The temple is called Wat Chong Kham because the temple's pillars are decorated with gold leaf which was originally as a silver plate.
王室寺院のワット・チョンカム。ビルマ様式(Shan style)の屋根がそびえ立つ木造建築の寺院。
王室寺院のワット・チョンカム。ビルマ様式(Shan style)の屋根がそびえ立つ木造建築の寺院。
(この右方向にワット・チョンクランがあります)
正面の入口部分。赤の下地に銀色の装飾。
寺院内。この黄色っぽいのが金箔で装飾された柱でしょうか?(何か違うような...)
正面の入口部分。赤の下地に銀色の装飾。 寺院内。この黄色っぽいのが金箔で装飾された柱でしょうか?
(何か違うような...)
入口部分を横から見たところ。赤地に銀色の装飾が施されてます。
入口部分を横から見たところ。赤地に銀色の装飾が施されてます。
横から見たところ。木造です。
寺院から見た庭。
庭にある仏様。菩薩様ですね。
横から見たところ。木造です。 寺院から見た庭。 庭にお祭りされている仏像。菩薩様ですね。
庭にある仏塔。これは何段と数えればいいのでしょう?
仏塔の装飾。細かいですね。
仏塔の装飾。細かいですね。
庭にある曜日毎の仏様。タイのお寺にお参りに行くとよく見かけます。
庭にある仏塔。これは何段と数えればいいのでしょう? 庭にある曜日毎の仏様。タイのお寺にお参りに行くとよく見かけます。

【チョンカム/チョンクラン】ワット・チョンクラン

こちらはワットチョンカムの隣にあるワット・チョンクラン。
ワット・チョンカムより、こちらのワット・チョンクランの方が見た目的に有名なのかもしれませんね。金色の仏塔とワット・チョンカムに似たビルマ様式の仏塔が2つ。池に映る姿、夕暮れに佇む姿、夜のライトアップと、とても美しい姿を見せてくれます。

以下説明書きによると、...
夕暮れに佇むワット・チョンクランの仏塔たち。落ち着いた美しい光景です。
ワット・チョン・クランの歴史
もともとはチョンマイ寺(現在はプラ・パリヤティタム学校)にくる人々の休憩所だったのを、宗教熱心なお坊様達がお金を出し合って古いお寺を建て直したもので、チョンマイ寺の僧院長の葬式時に訪れたビルマ(ミャンマー)の僧の為に建てられた。建設は、1867年から1871年の4年かかった)

History of Wat Chong Klang
The temple was at first a pavilion for people to rest when they came to Wat Chong Mai (now in the area of Phra Pariyattitham school). Devout Buddhists then contributed money for the construction of the present building to replace the old one. The building was built as an offering to Burmese monks who came to stay during the funeral of Wat Chong Mai's abbot. The construction lasted 4 years during 1867-1871.

夜になるとライトアップされ、暗闇の中に一層美しい姿が浮き上がります。
入口から入って右側を見たところ。こちらがワット・チョンクランですね。写真右方向が正面の池方向。
入口から入って右側を見たところ。こちらがワット・チョンクランですね。 (左側は、先ほどのワット・チョンカム)
写真右方向が正面の池方向。
初めてメーホンソンを訪れた時の古い写真ですが、こちらが仏塔の後ろにある建物。本殿、にあたるのでしょうか。
初めてメーホンソンを訪れた時の古い写真ですが、こちらが仏塔の後ろにある建物。本殿、にあたるのでしょうか。
金色に輝く仏塔。池方面から見ると一番目立ちます。
ワット・チョンカムによく似た様式。こちらもワット・チョンカム同様にビルマ様式なのでしょう。
金色に輝く仏塔。池方面から見ると一番目立ちます。 ワット・チョンカムによく似た様式。こちらもワット・チョンカム同様にビルマ様式なのでしょう。
金色に輝く仏塔に少し近寄ったところ。
金色に輝く仏塔に少し近寄ったところ。
池側にある庭。
池側にある庭。
タイの寺院にはよくある大きな銅鑼。
金色に輝く仏塔の飾りつけ。
タイの寺院にはよくある大きな銅鑼。 金色に輝く仏塔の飾りつけ。
近くにある建物。上に幾つか塔があります。チェンマイにある「ワット・ジェット・ヨード」みたいですね。
祭られている仏像。右手の指を地につける降魔像ですね。
近くにある建物。上に幾つか塔があります。チェンマイにある「ワット・ジェット・ヨード」みたいですね。 祭られている仏像。右手の指を地につける降魔像ですね。
ライトアップされた仏塔。とても綺麗です。
メーホンソンに宿泊の際には、これは見逃せません。^-^;)
ライトアップされた仏塔。とても綺麗です。
メーホンソンに宿泊の際には、これは見逃せません。^-^;)
金色の仏塔のライトアップ
隣のビルマ様式の仏塔のライトアップ
金色の仏塔のライトアップ 隣のビルマ様式の仏塔のライトアップ
別の建物も上にある塔がライトアップされてますね。
別の建物も上にある塔がライトアップされてますね。
(形はチェンマイにある「ワット・ジェット・ヨード」みたいです)
別の角度から見たところ。
別の角度から見たところ。
仏塔脇の通路の様子。結構暗い。
仏塔に近寄って撮影。
仏塔先端の様子。
仏塔脇の通路の様子。結構暗い。 仏塔に近寄って撮影。 仏塔先端の様子。
いろいろな展示物
ここにはベサンタラ・ジャータカ(Vessantara Jataka)を現す33の木彫りの人形と動物の像があります(ジャータカとは、今から2500年前、お釈迦さまが説いた前生物語(輪廻転生物語))。
ビルマ(ミャンマー)の職人によるもので、1857年もたらされました。シッダールタ王子(お釈迦様)と当時の人々の生活だけでなく、ベサンタラ・ジャータカを表現したグラスペインティングもあります。記録によれば、ミャンマーのマンダレーの職人によるペイントらしい。

Other objects of interest include thirty-three wooden human and animal figures representing scenes from the Vessantara Jataka. They were carved by Burmese artisans and taken from Burma in 1857 A.D.
There are also glass paintings depicting the Vessantara Jataka as well as the life of Prince Siddhartha and folk ways of life in the old days. According to a record, they were painted by Myanmar artisans from Mandalay.

ベサンタラ・ジャータカ(Vessantara Jataka)を現す33の木彫りの人形と動物の像たち
ベサンタラ・ジャータカ(Vessantara Jataka)を現す33の木彫りの人形と動物の像たち
壁にかかる仏画
壁にかかる仏画
壁にかかる仏画
壁にかかる仏画
ベサンタラ・ジャータカを表す人形や動物たち。
ドラゴン。
ベサンタラ・ジャータカを表す人形や動物たち。 ドラゴン。
かつて使用されていた容器など。
これは何かな?
かつて使用されていた容器など。 これは何かな?
8月に訪れた時には、王妃の肖像画が飾られてました。
(タイの母の日用ですね)
建物の軒下で雨宿りしていた猫。
8月に訪れた時には、王妃の肖像画が飾られてました。
(タイの母の日用ですね)
建物の軒下で雨宿りしていた猫。

池の畔に建つ美しい寺院が、このワット・チョンカム、ワット・チョンクラン。
昼間も良いですが、夜は夜で電飾されて近所にお店もいっぱい出て良いですね~。
メーホンソンに行くなら、是非夜のワット・チョンカム、ワット・チョンクラン辺りを散策しましょう。(^◇^)

ワット・チョンカム / ワット・チョンクラン