ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー

メーホンソンワット・プラタート・ドイ・コン・ムー

タイ北部メーホンソン:標高1300mのコン・ムー山の頂上に立つ寺院、ワット・プラタート・ドイ・コン・ムーのフォトギャラリーです。

メーホンソンは、チェンマイから北西380Kmほどのミャンマー(ビルマ)との国境近くにあり、チェンマイからは飛行機でおよそ40分ほど、車だと5時間とか6時間ほどかかります。
別ページで紹介している「首長族(カレン族)」、「ワット・チョンカム, ワット・チョンクラン」が有名ですね。

海抜1,300mのコン・ムー山の頂上に立つ寺院、ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー

海抜1,300mのコン・ムー山の頂上に立つ寺院、ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー。大きな白いチェディ(仏塔)がお出迎えです。
寺院内にある説明には、以下のように紹介されてます。

ワット・プラタート・ドイ・コン・ムーは、メーホンソンで最も古く最も重要なランドマークで、コンムー山の上に建っているため街のどこからでも見ることができる。元々は「ワット・プライ・ドイ」と呼ばれ、ビルマ様式の2つの仏塔がある

2つある仏塔のうち大きな方は1860年に建立され、お釈迦様の主要な弟子の一人、 モッガーラーナ(神通第一と称された目連ですね)の遺品 が収められている。この遺品は仏塔を建てたチョン・トン・スーとその妻レックによ りビルマから運ばれたもの。小さい方の仏塔は1874年にメーホンソンの初代統治者、プラヤ・シンハナット・ラジャにより建てられた。

寺院からは街やその周辺が一望できる。寺院の年間行事としては、お正月、ソンク ラーン・フェスティバル(水かけ祭り)、独特のお布施をするオーク・パンサー(※1)などがある。

  • ※1)オーク・パンサー The End of Buddhist Lent Day
    仏教 の大祭。雨季の始まりの6月に僧侶が3ヶ月間寺にこもって修行する期間が開始され(開始日はカオ・パンサー(入安居 いりあんご)と呼ばれる)が始まり、その最終日。出安居(であんご)。

Wat Phra That Doi Kong Mu, Amphoe Muang. The oldest and most significant landmark of the province, it stands a top Kong Mu hill, and hence can be seen from anywhere in town. Formerly named "Wat Plai Doi", the temple has two Burmese-style Chedis (pagodas).

The larger Chedi was built in 1860 and contains the relics, brought from Burma, of Phra Moggalana, one of the chief disciples of the Lord Buddha. , by the builder named Chong Tong Su and Lek, his wife. The smaller one was erected in 1874 by the first governor of Mae Hong Son, Phraya Singhanat Raja.

The temple location offers a panorama view of the city and its surrounding. The temple's major annual ceremonices include New Year's Day, Songkran Festival and the End of Buddhist Lent Day, in which a unique alms-giving ceremony is held.

【ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー】大きなチェディの眺め

2つあるチェディ(仏塔)の眺めです。
大きな方は1860年、小さな方は1874年に建立された、ということから、およそ150年ほど前になるのでしょうか。日本で言えば幕末から明治維新の頃ですね。

写真で見ると良くわかりませんが、大きい方は首が細く長い感じがする方かな?
2つのチェディ: 左側のチェディが大きいほうで、右側のチェディが小さい方かな?
2つのチェディ: 左側のチェディが大きいほうで、右側のチェディが小さい方かな?
入口方向から見た大きな方の仏塔
奥から見た小さな方の仏塔
2つのチェディ(仏塔)。左が入口方向から見た大きな方の仏塔で、右が奥から見た小さな方の仏塔(でも十分大きいですが)。
仏塔には仏像が祀られてます。
仏塔には仏像が祀られてます。
別の角度から見た、小さい方の仏塔。
別の角度から見た、小さい方の仏塔。
仏塔には仏像が祀られてます。
仏塔の飾り。ライオンかなにかだと思いますが、後ろの人型したのがとても気になる。
これはどういった構造、というか何者でしょうか。
仏塔には仏像が祀られてます。 仏塔の飾り。ライオンかなにかだと思いますが、後ろの人型したのがとても気になる。
右の写真がその拡大。これはどういった構造、というか何者でしょうか。

【ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー】お城のような建物

2つの大きな仏塔の間に、お城のようなお堂があります。
ちょっと変わった様式ですね。
お城のようなお堂
お城のようなお堂
お城のようなお堂: 近寄ってみたところ
お城のようなお堂: 近寄ってみたところ
お城のようなお堂: 別の角度から見たところ。
お城のようなお堂: 別の角度から見たところ。
お城のようなお堂: 2つの仏塔とともに見上げてみたところ。
お城のようなお堂: 2つの仏塔とともに見上げてみたところ。おぉ、美しい~ (´▽`*)

【ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー】本殿と境内の風景

大きな仏塔に目を奪われてしまいますが、その他本殿や境内を見てみましょう。
大きな本殿。こちらが本殿ですね。屋根の形からしてビルマ様式でしょうか。
幾重にも重なった形の本殿の屋根。
境内の様子。鐘がかかってます。
幾重にも重なった形の本殿の屋根。 境内の様子。鐘がかかってます。
鐘の装飾。龍にライオンでしょうか。
お祈りの際にコインを入れていくための沢山の器。
鐘の装飾。龍にライオンでしょうか。 お祈りの際にコインを入れていくための沢山の器。
小さな葉っぱみたいなものに願いが書かれてないところからすると、単に寄付かも知れません。
小さな葉っぱみたいなものに願いが書かれてないところからすると、単に寄付かも知れません。
こちらは、小さな葉っぱみたいなものに願いが書かれてないところからすると、単に寄付かも知れません。
このレンガみたいなものを購入することで寄付をする、と言えばいいのか、学校を作るための寄付です。
レンガみたいなものに、寄付をした人の名前とかを書きます。
こちらは、このレンガみたいなものを購入することで寄付をする、と言えばいいのか、学校を作るための寄付です。
レンガみたいなものに、寄付をした人の名前とかを書きます。
お祭りされている仏様。
境内にあるお土産屋さん。
お祭りされている仏様。 境内にあるお土産屋さん。
境内にあるお土産屋さん。
操り人形ですね。
境内に咲く花。タイではよく見かけます。
境内にあるお土産屋さん。 操り人形ですね。 境内に咲く花、フアン・ファー。タイではよく見かけます。

【ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー】寺院からの眺め

寺院は山の頂上にあるため、ここからメーホンソンの街やその周りが見渡せます。
天気が良ければ、それは素晴らしいでしょうね。
寺院からの眺め。見通しがとても良いです。
寺院からの眺め。見通しがとても良いです。
こちらは木が少し邪魔しちゃってますが、寺院からの眺め。
こちらは木が少し邪魔しちゃってますが、寺院からの眺め。

標高1300mのコン・ムー山の頂上に立つ寺院、ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー。
2つの白い仏塔と間にあるお城のような建物がとても綺麗。(´▽`*)
ここもメーホンソンに来たら、是非立ち寄りたい場所の1つですね。

ワット・プラタート・ドイ・コン・ムー