チェンマイバーン・トン・ルアン
タイ北部、チェンマイにあるバーン・トン・ルアンのフォトギャラリーです。

チェンマイは かつてはタイ北部一帯を治めた「ランナー・タイ王国」(1296年にメンライ王により成立したとされるタイの王朝)の首都であり、タイ北部最大の都市。
(ランナー・タイ王国: メンライ王(マンラーイ王)により1296年に成立したとされるタイの王朝)
歴史の古い街であり、多くの見どころのあるチェンマイですが、ここでは山岳民族(タイで有名な首長族等)の生活の様子が見学できる「バーン・トン・ルアン」の様子を紹介しています。
「バーン・トン・ルアン」(トン・ルアン村) (Baan Tong Luang Eco-Agricultural Village)
「首長族」などと聞くと、私などは以前訪れたメーホンソンがすぐ頭に浮かんだりしますが、ここ「バーン・トン・ルアン」はチェンマイ空港からメーサー・エレファント・キャンプ方向に車で約40分。
(正確な場所は今ひとつですが、チェンマイのメーリム区にあり、メーサー・エレファント・キャンプの近くです)
山岳民族の文化保護、生活保護、また観光客が何時間もかけて遠くまで行かなくても良いように、ということからエコ・アグリカルチャーの村として2005年にオープンした観光化された村。村には、以下のような民族が暮らし、その暮らしの様子が見学できます。
- カレン族(首長族) (KAREN)
- ラフ族 (Lahu)
- ヤオ族(ミエン族) (Yao or MIEN)
- パロン族 (Palong) 等、
入村料(一人500バーツ)や民芸品の売り上げが、ここに暮らす人々の主な収入源となっています。 ※)観光化された村、ということから、本来の民族の暮らしぶりとは異なる、ということになります
こういった民族の村は「人間動物園」(Human zoo)等の批判を受けたりするようですが、山岳民族の文化保護、生活保護の観点から、良い形になって行けば良いですね。
色々と調べていたら、以下の文書に、タイの山岳民族(首長族)の観光化に対する調査、考察がありました。興味のある方は一読してみてください。
- 関連 (PDFファイル)
現代の観光における「まなざし」の非対称性 - タイの山岳民族「首長族(カヤン族)」の観光化を巡って - (須藤 廣)